新築のトイレ、タンク付きにするかタンクレスにするか迷いませんか?
私たちはタンクレストイレを採用しました。
リクシルの「サティスS」です。
2カ月使ってみた感想としては、タンクレスで大正解でした!
でも、タンクレストイレって悪い噂も聞きますよね。
災害時に困るとかよく詰まるとか…。
私たちも設計士さんに「タンクレストイレは詰まりやすいんで気を付けてくださいね」
と言われ、正直ビビりました。
使い方に気を付ければ、詰まらないようにすることは可能です。
ここでは、私たちがタンクレストイレを使って感じたメリットと、
一般的に言われているデメリットを水道関係の仕事をしているしそ夫が検証し、
また、少しでも気になることがあれば、下手にさわるよりもまずは業者に相談をして、気軽にお見積りだけでもしてもらうのがおすすめです!
対策を解説します。
タンクレストイレのメリット
私たちが2カ月使ってみたタンクレストイレのメリットは以下です。
・見た目がいい
・トイレが広くなる
・連続で水が流せる
・掃除が楽
僭越ながら、うちのトイレです↓

タンクがないので高さがなく圧迫感がないのが気に入っています。
壁や床の見える範囲が増えているので、余白があり、清潔感があります。
どちらにするか悩んだリクシルの「サティスG」もめちゃかっこいい…!

新幹線の先頭車両みたいですよね(笑)
私は常々、「その家の人の性格は水回りに出る」と思っているので、
トイレはすっきりさせたいと、見た目の観点ではタンクレスは絶対採用でした。
我が家のトイレの間取りは1畳取りました。
タンク付きに比べて、タンクレスはタンクの部分がないので一回り小さいです。
今後、子どもが生まれ、トイレトレーニングなどで一緒にトイレに入る機会もあることも考え、
広くなるに越したことはないとタンクレスを採用しました。
・ 連続で水を流せる
タンク付きトイレは、タンクに水がたまるまで、水が流せません。
一方でタンクレストイレは水道水の水圧で流す仕組みなので、
連続で流すことが可能です。
夫の後にすぐトイレを使ったり、 掃除のときなど、何回も流す場合には便利です。
・掃除がめちゃ楽
これは最大のメリットですね。
便器は一番汚れやすいフチがないので、ブラシでゴシゴシする必要はありません。

流れ方も汚れないような仕組みになっています。
何より嬉しいのが、便器のリフトアップ機能!


リモコンでピッと押すと、座面が上がります。
あとは、サッと拭くだけ。
トイレ掃除は汚れがひどいと本当に億劫なので、楽にできるのは本当に嬉しいです。
一般的に言われているタンクレストイレのデメリット
よく言われているタンクレストイレのデメリットは以下です。
・高い
・手洗いをつけないといけない
・停電時使えない
・詰まりやすい
・ 高い
タンクレストイレめちゃめちゃ高いですよね。
タンクレストイレの相場は20万円からと言われています。
タンク付きトイレは標準仕様で追加料金はかかりませんでしたが、
うちのLixil「サティスS」は本体部分が定価6万円
リモコン部分などの機能部分が定価20万円かかりました。
これはなかなか採用を決めるのに時間がかかりました。
発注ギリギリまで悩みましたね。
・ 手洗いがない
タンク付きトイレには手洗いがついていますが、
タンクレストイレにはついていません。
なので使用後の手洗いの場所に困ってしまいます。
使用後すぐに手を洗う場合は別途手洗いを設置しなければなりません。
トイレの中が狭くなるうえに、追加費用も掛かってしまいます。
・ 停電時使えない
タンクレストイレは電気で水を流しています。
なので、災害などで電気が止まってしまえば、流すことができなくなってしまいます。
タンク式はその心配はありません。
・詰まりやすい

タンクレストイレは水圧が弱いので詰まりやすいと言われています。
私たちも引き渡し時に業者さんから
「トイレが詰まりやすいので気を付けてください」と言われました。
高台に建つ物件や2階は特に十分に水圧を確保できないので、詰まるリスクが高いです。
トイレが使えないと家族全員死活問題です。
詰まった後の掃除も大変なので、しょっちゅう詰まるトイレは困りものです。
以上が、タンクレストイレのデメリットです。
「じゃあ、やめとこうかな」とは思わないでください!
デメリット以上にメリットがタンクレストイレにはありますし、
デメリットも日頃の使い方で防ぐことができます!
その対策を水道関係の仕事をしている夫に聞いたので、お伝えします。
使って2カ月ですが、今のところトラブルなしで快適に使えています。
2か月間使ってみた実例をもとにデメリットを検証
・ 高い
確かに高いです。
費用を抑えて新築を建てようとしている人にとってはかなり痛い出費ですね。
でも、タンクレストイレにすることで水道代を安くすることができます。
なぜなら、タンクレストイレの節水効果は非常に高いからです。

タンク付きトイレは一回流す水の量は6リットル。
一方で、タンクレストイレは1回3リットル前後!
約半分の水で流すことができます。
その分、水道代を安くすることができますよね。
この先、何年も使うことを考えれば、
水道料金が浮いた分で、設置費用が賄えるかもしれません。
個人的な意見ですが、
トイレは家族全員が使うリラックスする場所です。
せっかく新築を建てるんです。
後で「タンクレスにすればよかった」と思うくらいなら
いっそ最初からしてしまった方がいいと思いませんか?
一日にトイレを使用する回数を考えてみてください。
最初の出費とその先の後悔を天秤にかけると、
初めに予算を割いておいてもいい部分ではないでしょうか。
・ 手洗がない
タンクレストイレには手洗いがついていないので、
別で設置しなければなりません。
手洗いの設置費用とさらに水道を引く工事にお金がかかって結局高額になります。
我が家も手洗いを設置しました。
でも…
そもそもトイレ内に手洗いって必要ですか?
後悔ポイントになるのですが、
トイレの中に手洗いは必ずしも必要ないと思うようになりました。
洗面所が近くにあるなら、トイレを出てすぐ手を洗うことができます。
間取りによりますが、トイレ内の手洗いは必須じゃないように感じています。
なので、手洗いがないことは最初からつけなくてもいいと思えば、
デメリットではないですね。

タンクレストイレは停電時でも使用することができますよ!
トイレによってやり方が違うので、取扱説明書を確認するか、
住宅設備の担当さんに聞いてみてください。
リクシル「サティスS」の方法はこちら↓

大抵のトイレでは、サイドやトップのカバーを外して、
洗浄レバーを回せば、手動で水を流すことができます。
手順さえ知っておけば、災害時にもちゃんと使えますよ!
・詰まりやすい
タンクレストイレは詰まりやすいと言われます。

以下のことに気を付ければ詰まらないようにすることができます。
1 こまめに流す
2 トイレットペーパーを使う量を少なくする
3 トイレットペーパー以外のものを流さない
1、こまめに流す

一度流しただけでは、配管の中にトイレットペーパーや汚物が残っているので、
回数を分けて流してください。
そうすれば、完全流すことができ、詰まりを防ぐことができます。
2、トイレットペーパーの量を少なくする
配管内で一番詰まりやすいのはトイレットペーパーです。
一拭きで使う紙の量を減らしたり、
ウォシュレットを使うことで、トイレットペーパーをたくさん使わないようにすれば、
詰まる可能性はグッと減ります。
3、トイレットペーパー以外のものを流さない

よく商品に書いてある「トイレに流せる○○」ってありますよね。
これ、実は確実性のあるものではないんです。
トイレに流せると書いてあっても、
何度も流し続けると、詰まる可能性があります。
極力そういった商品を多用するのは避けた方がいいでしょう。
それでも、詰まってしまったら専門業者に頼みましょう。
少しでも気になることがあれば、下手にさわるよりもまずは業者に相談をして、気軽にお見積りだけでもしてもらうのがおすすめです!
私たちはこの3点に気を付けているので、
今のところトイレの詰まりはありません!
使い方や考え方でデメリットはそんなに気にならなくなりますよ!
まとめ
以上がタンクレストイレをオススメする理由です。
一般的に言われるデメリットも
考え方であったり、使い方に気を付ければ、回避することができます。
私たちの意見は、タンク付きかタンクレスどちらかと聞かれたら
タンクレス一択です!
この記事が悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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