新築に和室は必要ない!?和室を作るメリットとデメリット

間取り

先日、新築を計画中の友人に相談されました。

和室っていると思う?

私たち夫婦は新築の際、和室を作りませんでした。

なぜなら、その時は用途がわからなかったからです。

でも、妊娠中の今、「和室もアリだったかも…」と思います。

夫婦二人の家づくりと子どもがいる家づくりは

違った視点になることに気が付きました。

友人も私と同じ妊娠中。

相談にこたえるべく、和室のメリット・デメリットをまとめたので

ご紹介します。

私たちが和室を作らなかった理由

間取りの打ち合わせ中、設計士さんに和室を作るかの打診がありましたが、

私たちは「いらない」と判断しました。

理由は以下です。

・何に使うか分からなかったから

・リビングを広くしたったから

・何に使うか分からなかったから

私たち夫婦の実家には両家とも和室があります。

しかし、両方とも物置のようになっています。

さらに、私の実家はネコが二匹おり、

障子はボロッボロ…。

そんな現状を見ているせいか、

和室があったとしても、使い方が分からないね」と言って、

早々にやめてしまいました。

・リビングを広くしたかったから

和室ってたいがい1階にありますよね。

私たちの場合、夫が広いリビングを希望していました。

1階のスペースをわざわざ削ってまで、和室を作る考えには至りませんでした。

それだったら、一階のLDKのリビングを広くして、

大きいソファが置きたいねという結論になりました。

そう言ったわけで、わが家は「和室ナシ」となったのですが、

妊娠9カ月現在、和室あってもよかったかもと思っています。

理由は、赤ちゃんの寝るところがないなと思ったからです。

和室のメリット

・赤ちゃん・子供のためのスペースにできる

・くつろげる

・意外と用途がある

・赤ちゃん・子供のためのスペースにできる

和室は、赤ちゃんや子供がいるおうちでは便利なものです。

フローリングと違って床が柔らかいので、

寝転んだり走り回ることができます。

遊んだおもちゃがキッチンやリビングに散らかることも少ないです。

赤ちゃんがいるおうちは、

お布団を敷いてそのまま寝かしておくことができます。

我が家の場合、子どもが生まれたら

トイレもキッチンもある1階のリビングで寝かせようと思っていますが、

フローリングに直に布団を敷くことになるので

日本人としてちょっと…と思っています。

和室があれば、気兼ねなく寝かせられるし、

私も簡単に横になれたのになあとちょっぴり後悔しています。

・くつろげる

仕事や家事が疲れた時などは、

子どもでなくてもゴロゴロしたいものです。

そんな時、和室があればすきなだけゴロゴロできます。

日が差し込む和室で、のんびりお昼寝…。

日本人で心地よくない人はいないでしょう。

・意外と用途がある

使い道がわからんと思っていた和室ですが、

たくさん用途があったことに気が付きました。

親族などお客さんが来たときに泊まってもらったり

お雛様や五月人形を飾ったり洗濯物を畳む家事室になったり

将来は仏間になるかもしれません。

最近は和室をワーキングスペースにする人もいるそうです。

集中できそうですよね。

こんな風に、和室にはいろんな使い道があったことを

家を建てた後に気づかされました。

和室のデメリット

20~30代の人が新築を建てる場合、

和室はあまり採用されないのだそうです。

畳や障子の職人さんには申し訳ないのですが、

ここでは、和室のデメリットについてお話しします。

・費用が掛かる

・メンテナンスが手間

・家具が置けない

・費用が掛かる

和室には洋室とは違って、和室ならではのものがありますよね。

畳、ふすま、障子、リビングとの間仕切りなどです。

標準仕様であればいいのですが、

オプションだとすれば、それぞれが追加費用の対象になります。

さらに和室らしさを出すためには、壁紙や天井、照明やエアコンにも

こだわらなければなりません。

新築の費用を抑えたい人にとっては、

「だったら、洋室でいっかぁ」となりますよね。

・メンテナンスが手間

和室はなんといってもメンテナンスが大変です。

フローリングなら雑巾で拭けばいいですが、

畳が汚れてしまったら、シミになってしまいます。

日に焼けて、交換する必要が出てくるかもしれません。

子どもがいる場合、障子やふすまを破るなんてことはよくあります。

張り替えもしなければなりません。

掃除が苦手な人や、育児や仕事で忙しい人

メンテナンスに手が回らないので不向きかもしれません

・家具が置けない

畳はへこんでしまうので、

どうしても大きなタンスや収納ケースを置くのは避けなければなりません。

和室で使うものを収納するためには、

クローゼットや押入れが必要になります。

そのためにさらなる費用、広さを確保しなければなりません。

それでも和室を作りたい人はここに気を付けて

・広さは十分か
・日当たりに注意

・広さは十分か

和室の用途によって、広さは変わってきます。

子どもを寝かせる分には1~2畳でも大丈夫かもしれません。

しかし客人に泊まってもらうには、

3畳以上ないと布団がはみ出してしまうことも。

何に和室を使うかよく話し合って、

十分な広さを確保できるか検討する必要があります。

・日当たりに注意する

開放的で日当たりのよい和室を希望し、

南側に和室を作るのはやめておきましょう。

陽が差し込みすぎて畳が日焼けしてしまいます。

同じ理由で西日にも気を付けましょう。

まとめ

和室の必要性について述べてきましたが、

結論としては「無くても困らないので必要ない!」です。

私はどうしてもメンテナンスが面倒なので(笑)

ただし、仏壇を置いたり、

年老いた両親と同居する可能性がある方は、

和室は余裕があれば作る必要がありますね。

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