【地鎮祭ってしなければならないの?】費用を抑えたイマドキの地鎮祭のやり方

工事

土地を購入して、間取りも決まった!いよいよ着工だ!

そんな時、まわりに聞かれる「地鎮祭やらないの?」

地鎮祭って面倒くさそうだし、何よりお金もかかりそう・・・。

でも、しないとなんだか不吉かも…。

私たちはあまり神様とか、霊とかをあまり信じる方ではありません。

もちろん、土地にも建物にもオプションにお金がかかっているので予算ももうありません!

でも、地鎮祭はしました。

どんな地鎮祭かと言うと、それは「セルフ地鎮祭」。

これで、1万円もかけずに地鎮祭を行うことができました

この記事を見ればわかること

地鎮祭ってなに?

地鎮祭とは土木工事や建築工事を始める前に行う、土地の神様に「この土地を使わせてください」と許しを得る儀式です。

地鎮祭の意味は2つあります。

1つは、事故などもなく、工事が安全に進みますようにとお祈りすることです。

工事中、家を建ててくれる職人さんは暑い日も寒い日も外で作業します。

ケガや事故がないように、家が完成するようにと願いが込められています。

2つ目は、建物が建った後、これから住む人たちが繁栄するようにお祈りすることです。

完成した家で家族の健康や幸せを願うのは当然のことですよね。

地鎮祭はそんな想いを込めて、江戸時代から長く続けられてきた儀式なのです。

地鎮祭をするメリット・デメリット

地鎮祭の意味は分かったけど、そもそもそんな宗教的な行事、あんまり興味ないし…。

絶対しないといけないの?

はっきり言ってする・しないは個人の自由です!

自由と言われても迷いますよね。

地鎮祭を行うメリット・デメリットをご紹介します。

メリット 

①何かあったとき、後悔しない

いくら神仏に興味がない、無信心でも工事中や住み始めたあとに、ケガや病気など悪いことが起きると「地鎮祭をしなかったからかな…」と思うのが嫌じゃありませんか?

何もなければ、「地鎮祭って意味ないよね」と思うことができますが、

もし、家族の中に一人でも後悔しそうと思う人がいるなら行うべきです。

②自分の家に携わる人に一度に会える

地鎮祭を行うときは、家族だけじゃなく、建築会社の営業さん、職人さんもいらっしゃる場合があります。

これからもよろしくお願いしますと改めて、挨拶できる場になります。

また、地鎮祭はそういった方々の安全をお祈りするためのものです。

これから作業するにあたり、安全祈ってもらえた方が気持ちよく仕事をしていただけそうですよね。

もちろん、しないからといって、手を抜くような業者さんはいませんよ。

③家族の思い出になる

家を建てることは、一生に一度あるかないかの出来事です。

つまり、地鎮祭もめったに経験できることではありません。

親族が集まるきっかけにもなりますので、せっかくなのでやっておくという考え方もあります。

デメリット

①時間がとられる

地鎮祭は何かと時間がかかります。

まず、地鎮祭は大抵、吉凶日や天気によってできる日が限られています。

そこに、業者との打ち合わせ、神社との打ち合わせ、家族・親族とのスケジュールのすり合わせなど調整がたくさん必要です。

また、当日も儀式自体は30~1時間ほどですが、準備や片付けなども含めると2時間以上かかります。

儀式の後は、ご近所への挨拶回りなどがあり、結局半日以上かかってしまいます。

建築予定の場所が遠く離れている場合は、より大変になります。

②お金がかかる

地鎮祭ではたくさんの人がかかわるので、その分お金がかかります。

ご祝儀やお供え物、挨拶まわり品など、施主が用意しなければならないものもたくさん…。

大がかりにすればするほど、高くついてしまいます。

正式に地鎮祭を行う場合は以下の費用が必要になります。

・玉串料 3~5万円
・お供え物 5000円~1万円
・テントや幕のレンタル料 3万円前後
・神主さんのお車代 1万円前後
・挨拶周りの手土産 500円~1000円×訪問するおうちの数

場合によっては、お弁当代がかかることもあり、

だいたい3万円~20万円が相場だと言われています。

家を建てるために、ただですらお金がかかっているのに、

こんなにお金がかかるの!?とびっくりしてしまいますよね。

地鎮祭はした方がいいけど、費用を抑えたい!

そんな方には、私たちも行った簡単に安く行えるセルフ地鎮祭がおすすめです!

セルフ地鎮祭のやり方

しそ「地鎮祭ってしなければなりませんか?」

業者さん「今、地鎮祭セットが売っているので、自分たちでできますよ」

しそ「じゃあ、それで」

そんな会話でセルフ地鎮祭をすることになりました。

ここでは、準備物、費用、手順をお伝えします。

〈準備物・費用〉

まず、市内で有名な神社で『地鎮祭セット』を買いに行きました。

お札が3つと鎮め物、清めのお砂が入って全部で9000円でした。

当日に必要だったのは

・地鎮祭セット
・お米 一度洗って、乾かしたもの
・酒  清酒1カップ (私たちはよく分からなかったので一升瓶を持って行きました笑)
・塩  粗塩

お米やお酒は家にあるもので大丈夫でした。

なくてもスーパーやコンビニで買えますよね。

なので、結局かかったのは、地鎮祭セット9000円のみでした!

<手順>

当日は、建築会社の営業さんと現場監督の方と私たち夫婦で行いました。

現場監督さんの教えてもらいながら以下の通りに進めました。

1、一人ずつ東の角地から、南、西、北の順番でお米→塩→酒をまく

2、土地の真ん中に余ったお米・塩・酒を盛る

3、「よろしくお願いします」とお祈りする

実際に一升瓶でお酒をまいています(笑)

3つあったお札のうち一つは鬼門に立てかける、もう一つは上棟したときに屋根裏に飾る、

3つ目は今住んでいるおうちの神棚に飾る、ということを教えていただきました。

鎮め物は基礎を作る段階で土地に埋めてしまうそうです。

これで終わりです。だいたい15分ほどで終わりました。

まとめ

セルフ地鎮祭をしたことで、私たちも「あの時やっていれば…」と後悔することもありません。

私たちもハッピー、業者さんもハッピー、お財布もハッピーな結果になりました。

お金をかけるにしろ、費用を抑えるにしろ、大事なのは気持ちです

地鎮祭をした方がいいと思っているけど、お金や時間をかけたくない人はセルフ地鎮祭をおすすめします。

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