住宅ローンをきっかけに生命保険をすべて解約した訳とは!?

お金のこと

マイホームを購入し、ローンが始まりました。

そこに妊娠・出産。

これから家族が増えるのに家計がピンチすぎる!

ということで、家計を見直しました。


特に大きな出費となっていたのが私の生命保険。

その額、月13,000円!高すぎる!

出産前のこの機に解約することにしました。


出産時、子どもが産まれてから保険がなくても大丈夫なのか?

この記事では、出産前にもかかわらず保険を解約した理由と

今後の展望についてお話しします。



保険の内容と加入したきっかけ

保険の内容

今回解約した保険の内容は以下です。

・貯蓄型終身保険

・60歳満期で納めた保険料が返ってくる

・死亡時のみ1,000万円の保証

・運用型なので利益が出た分受け取れる

・元本割れはしない

加入したきっかけ

私が社会人になったのを期に、この保険に加入しました。

理由は、

・満期で今まで納めた保険料が返ってくる。

・運用で出た利益がもらえる

・いつでも必要な時に解約すればお金が返ってくる

・死んでも家族が1,000万円受け取れる

です!

・満期で今まで納めた保険料が返ってくる。

この保険の満期は60歳です。

社会人だった当時、定年まで勤めたとすれば、

年金と退職金に合わせて今まで納めた保険料が受け取れます

これだけもらえれば、老後は安泰だなと思い、加入しました。

・運用で出た利益がもらえる

この保険は、保険会社が支払った保険料を株や為替で運用するというもの。

運用して出た利益は、定期的に受け取ることができます。

実際に5年目に3万円ほど受け取りました。

ただ保険料を納めるだけではなく、時々お金ももらえるなんて

お得だなあと思いました。

・いつでも必要な時に解約すればお金が返ってくる

掛け捨て保険ではないので、解約時にはお金が返ってきます。

子どもや介護などお金が必要な時に

解約してお金を返してもらうことができます。

いつでも解約できると聞いて、これは安心だと思い、契約しました。

・死んでも家族が1,000万円受け取れる

死亡保障で私が死んだら1000万円を家族の誰かが受け取ることができます。

また、高度障害いわゆる寝たきりの状態になった場合も、

1000万円の補償があります。

葬式代とその後の家族の生活費の足しになると思いました。


以上がこの保険に加入した理由なのですが、

結婚して、子どもが産まれる直前の今、

ローンが始まり、家計を圧迫している状態で

この保険が自分に合っていないと感じ、解約することを決意しました。

貯蓄型生命保険を解約する理由

この保険が今の自分に合ってないと考えたのは以下です。

・保証が死亡時と高度障害のみ

・貯蓄と保険を分けたい

・子供の養育費にお金を回したい

・保証が死亡時と高度障害のみ

子どもが小さい間に自分が死亡したら、夫が仕事と育児を両立しなければなりません。

無理な場合はベビーシッターなどの支援にお金がかかるかもしれないので

そのために1000万円残すことができます。

しかし、長期入院や寝たきりまではいかなくても障碍者認定された場合にはなんの保証もありません。

母親である私が動けなくなるリスクはたくさんある一方で、

死亡や高度障害の少ない確率のために月々13,000円は掛け過ぎではないかと考えました。

・貯金と保険を分けたい

お金のことを少しずつ勉強し始めた現在、

年利もいまいち不透明なこの保険で貯金するよりも、

自分で投資し、運用する方が確実に利益が出せることに気が付きました。

貯金は投資で増やすことにしました。

補償が欲しければ、2000円前後で1000万円以上の掛け捨て保険があります。

保険はそちらに入りなおして、浮いたお金を投資で増やす。

貯金と保険を分けた方が効率がいいと考えました。

・子供の養育費にお金を回したい

補償があるとはいえ、死亡時です。

いつ死ぬかわからない未来にお金をかけるより

生きている間に子どもにお金をかけたいと思うようになりました。

月々13,000円を保険ではなく、

今しかできない子どもとの旅行や養育費のために貯めていきたいです。

解約してどうなったのか

保険を解約したことによって起こったことが二つあります。

・解約払戻金が振り込まれた

解約したので今まで払ってきた保険料が返ってきました。

もちろん全額ではありません。

その額、53万円

13000円を6年間払っていたので今までの保険料は

13,000×12カ月×6年=936,000円

約半額しか返ってきませんでした。

損をしてしまいました。がっかりです…。


この先も続けていく保険料とこの先の投資の利益を考えると損切り満了ということで!

・お金が浮いた

当たり前ですが、保険料に充てていた13,000円が浮きました。

夫の給料のみで生活しなければならないので、

このお金が貯金など他に回せると考えると気持ちが楽になりました。

これからどうするか

出産前に保険をすべて解約して、本当に大丈夫なのでしょうか。       

これからどうすれば、安心して貯金と補償を手に入れることができるのでしょうか。

・解約払戻金を貯金へ

解約払戻金の53万円を金利の高い銀行に預けることで、

老後のために置いておきたいと思っています。

投資だと元本割れの可能性があるので、こちらは安全資産として

定期預金に入れる予定です。

・積み立てNISAを始める

月々支払っていた13,000円を積み立てNISAで運用しようと考えています。

年利も自分で確認することができますし、

保険会社に手数料を支払う必要もありません

積み立てNISAは20年まで非課税なので、このころにはちょうど子どもが20歳になります。

投資で増やしたお金を大学資金や結婚資金に充てられます。

20年間かけてお金を育てていく選択をしました。

・掛け捨ての生命保険に入る

子どもが小さいうちに私が死んだ場合、

夫にすべての負担がかかります。

子育てに追われて仕事がままならなくなり、給与に関わると大変です。

そうならないために私にも補償が必要だと考えています。

死亡時だけではなく長期入院やがん保険も備えられているものがあると安心です。

貯蓄型ではなく、1000万円の補償料の掛け捨ての保険だと

保険料が2000円かからないくらいで加入できます。

以前より差額1万円以上で同じ補償を付けることができます。

まとめ

保険を解約してしまったことで損をしてしまいましたが、

これから投資でお金を増やすことを考えると、これでよかったです。

長く運用すれば、保険で貯蓄するよりもさらに増やすことができます。

早く始めれば始めるほど、長期の運用ができます。

もし、家計の中で保険料が圧迫しているようであれば、一度見直してみることをおすすめします。

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