お風呂の窓って必要なの?入居後2カ月で後悔していること。

住設・オプション

新築の浴室に窓がいる?いらない?

打ち合わせで設計士さんに聞かれて、悩むポイントの一つではないでしょうか。

我が家のお風呂には窓が標準仕様で窓がついていました。

窓をなくせば、その分減額になると聞いて、夫婦でメリット・デメリットを考えました。

そして、窓付きの浴室を採用しました。

しかし、2カ月住んでみた結果、少し後悔する部分も出てきました

それは、人目が気になることと、今後発生するであろうカビです。

ここでは、浴室に窓を採用するか悩んでいる方に、

メリット・デメリットと我が家の実例をお伝えします。

浴室に窓をつけるメリット

浴室に窓をつけるメリットは以下です。

1 光が入る
2 空気が入れ替えられる
 
1、光が入る

家を建てる前に住んでいたアパートには窓がついていませんでした。

もともと狭かったというのもあるかもしれませんが、窓のない空間には閉塞感を感じていました。

掃除のときや、お昼に入浴する時にも電気をつけなければならず、

電気代がもったいないなあと思っていました。

自然光が入るお風呂はやはり、明るく開放感があります。

日中、電気をつけなくても掃除や入浴ができます。

窓から差し込む光を感じながら、昼間に入るお風呂は最高にリラックスできます。

また、自然の光には抗菌作用がありカビの発生も抑えてくれます。

2 空気が入れ替えられる

アパートの窓なし風呂は、換気扇がついていましたが、

ピンクカビに悩まされていました。

特にコーキングのパッキンのところはなかなか取れず、ストレスの一つでした。

浴室は、湿気がこもります。

入浴後窓を開けておけば、外と中の空気の入れ替えを簡単に行うことができます。

換気扇を回せば、効果は絶大ですよね。

浴室に窓をつけるデメリット

浴室に窓をつけた際のデメリットは以下です。

1 掃除が大変
2 断熱効果が下がる
3 防犯面が心配
4 お金がかかる
5 周囲の目線が気になる

デメリットの方が多いですね(笑)

一つずつ解説していきます。

1 掃除が大変

窓をつけると、壁に凹凸ができて掃除が大変になります。

窓を拭く作業だけでなく、サッシにつくほこりを取ったり、網戸を洗ったり…。

カビが発生して一番イライラするのはコーキングのパッキン部分ですよね。

窓をつけると、コーキングが増えるので、掃除の手間が増えます。

2 断熱効果が下がる

家の断熱性で最も重要なのは窓だと言われています。

どれだけ性能がいい断熱材でも、窓が多いと寒くなります。

お風呂も同じで、壁の部分を窓にすると寒くなってしまいます。

お風呂場が寒いまま入ってしまうと、ヒートショックの原因になることも。

3 防犯面が心配

空き巣が侵入するのはお風呂の窓からが多いそうです。

理由は、格子があるからと、開けっ放しにしたり、鍵がかかっていないことが多いからです。

そもそも窓がなければ、この点を心配する必要はありません。

4 お金がかかる

窓を増やせば、その分お金がかかります。

ちなみに我が家は標準仕様でしたが、なくした場合は2、3万円の減額でした。

費用を抑えて家づくりをするなら、作らないという選択肢もアリです。

5 周囲の目線が気になる

夕方に外を歩いていると、

「あ、今このおうちの人お風呂に入っているな」と分かることがありませんか?

窓が道路や隣の家に面していると、周囲にお風呂に入っていることが分かってしまいます。

いくらくもりガラスとはいえ、シルエットは見えているかもしれません。

女性の方だとちょっと心配になりますよね。

2カ月間使ってみた!我が家の実例

では、私たちが2か月間この家に住んでみた感想です。

よかったポイントと後悔ポイントの二つからお伝えします。

↓うちのお風呂の窓はこんな感じ↓

窓をつけて良かった点
  • やっぱり明るい

日中は光が差し込むので、明るいです。

電気をつける必要はありません。

  • カビはなし

毎日、拭き上げ&換気を徹底できているので、

今のところカビは生えていません。

窓をつけて後悔した点
  • 開けられない

うちの窓の外はこんな感じ

隣のマンションの駐輪場に「こんにちは」してしまいます(´;ω;`)

マンションに住んでいる方の帰宅時間と入浴時間が重なるので、

お風呂に入るときに開けることはありません。

マンションの住民の方に、お風呂に入っていることが分かるのがプチストレスです。

  • 今後、今までのように掃除ができない

妊娠9カ月ですが、

子どもが生まれたら今までのように掃除に手が回らなくなるので、

カビが心配です。

これからのことを考えるとつけない方がよかったかもと後悔しています。

建ててから、まだ冬を迎えていないので、

窓をつけたことによる寒さが分かりません。

また記事にしたいと思います。

浴室を窓アリにした方がいい人

最後に、私たちが窓がついたお風呂を使ってみて感じた

浴室の窓をつけた方がいい人と、つけない方がいい人をあげてみました。

お風呂を窓アリにした方がいい人は以下です。

1 せっかく新築を建てるんだから、開放感のあるお風呂にしたい人

2 お風呂の窓を人目につかないところに作れる人

3 掃除が苦じゃない人

1 せっかく新築を建てるんだから、開放感のあるお風呂にしたい人

窓があれば、間違いなくお風呂を明るい空間にできます。

一生住むかもしれない注文住宅ですから、

後になって、もっと開放感がほしかったと後に思うくらいなら付けた方がいいでしょう。

2 お風呂の窓を人目につかないところに作れる人

お風呂が道路に近くない、

お風呂の窓から中庭が見えるようにするなど

窓が人目につかない場所につけることができるなら、採用してもいいでしょう

入浴中も窓を開けることができ、のぼせ対策もできるし、 露天風呂気分も楽しめます。

3 掃除が苦じゃない人

お掃除好きの人なら、こまめに拭き上げをすれば、

窓付近にほこりがたまったり、カビが生えるのも防げるでしょう。

浴室を窓ナシにした方がいい人

1 仕事・子育てが忙しい人
2 窓がないお風呂に慣れている人
3 コストを抑えたい人
 
1 仕事・子育てが忙しい人

毎日の仕事や子育てで、掃除する時間が確保できない人には不向きです。       

浴室乾燥機があれば、「強」で換気すればある程度乾かすことができます

窓による換気は必要ありません。

2 窓がないお風呂に慣れている人

一人暮らし用のアパートなどには、窓がついていないことが多いです。

また、一軒家で育ったけど、窓がないおうちだった人。

そういう暮らしに慣れた人は、そもそも必要性を感じないかもしれません。

3 コストを抑えたい人

なるべく安く家を建てたい人は、お風呂の窓はつけなくてもいいでしょう。

標準仕様で着いている場合でも、ナシにすれば減額になります。

まとめ

一長一短なお風呂の窓ですが、

私たち夫婦は「採用はしたけど、なくても問題ない」という結論に至りました。

やはり、人目が気になりますし、今後掃除ができなくなることも考えると

後悔の念は増えていきそうだなあと感じています。

とはいえ、せっかくの注文住宅です。

やってしまった後悔より、やらなかった後悔が後を引かないように

どうしても窓がほしい人は、

小さめの窓や、内倒し窓

浴室用のカーテンなどを検討してみてもいいかもしれません。

これから家を建てる人に、後悔ないよう少しでも参考になれば幸いです。

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