【体験談】高くなりがちな外構の工事費用の値切り方・交渉術とは?

外壁・外構

意外と高くなってしまう外構。

どうにか安く抑えたいですよね。

外構にお金をかけられなかった私たちは、

どうにか値引き交渉した結果、20万円値切り

満足いく外構を手に入れました。

この記事では、実際に行った値切り交渉の仕方をお伝えします。

私たちが行った手順は以下です。

  1. 絶対に譲れないものを決める
  2. 予算を決める
  3. 相見積もりをとる
  4. 値切る

1、絶対に譲れないものを決める

外構の打ち合わせをする前に自分の家の外構に何が必要かを話し合っておきましょう。

絶対に必要なものと、諦められるものを決めておきます。

具体的には、「車を雨風から守りたいからカーポートは必須!」などです。

外構の打ち合わせでは自分の希望以上のものをすすめられます

私たちもワンランク上のおしゃれな門柱や

広めのウッドデッキを勧められました。

素敵だったので心が揺れましたが、これ以上予算は出せないので、

お断りして予算内で納めることができました。

私たちが外構で必要と思ったものは

駐車スペースの土間コンクリート、バルコニーの屋根、庭の人工芝です。

詳しくはこちら

外構会社に乗せられて予算オーバーにならないためにも

自分の中で譲れないものを明確に決めておくのが鉄則です。

2、予算を決める

目安は建物の建築費の1割と言われています。

しかし、そこまで出せないという方もいるのではないでしょうか。

そんな時はパーツごとにいくらかかるか調べておきましょう。

具体的には、

土間コンクリートにするなら〇万円かかりそう。」

門柱は〇万円だせばこのくらいのデザインになる。」

などです。

必要な各パーツの値段を足して、値段を割り出しましょう。

大体の値段を知っているか知らないかでは、

外構業者の対応も変わってきます。

3、相見積もりを取る

外構業者は必ず複数の会社に見積もりを取りましょう。

見積もりを比較して競争させるためです。

特に、ハウスメーカーと提携している外構会社は要注意です。

会社にもよりますが、高めの値段設定にしてある場合があります。

時間と労力を考えると最低2社から3社くらい見積もりを取るのが理想です。

【私たちの体験談】

私たちは3社に見積もりを取りました。

A社:建築会社と提携している会社

   見積もり110万円

   【内容】土間コンクリが安い、

       ベランダの屋根が高い

       人工芝が高い

       引渡し前に工事が終わる

B社:市内で格安と有名な会社

   見積もり105万円

   【内容】ベランダの屋根がいいものなのに安い

       人工芝安い

       土間コンクリートはA社より高い

       庭にモルタルステップを付けてくれる

       引き渡し後から工事にとりかかるので引っ越しが遅れる

C社:友人の紹介で知った会社

   A社とB社の打ち合わせが先だったので、

   2社の見積もりを持って行くと、ここまで安くできないと

   向こうからお断り。

   外構についていろいろ教えていただき、とても親切な会社でした。

この時点で、B社が安かったのでお願いしようと思っていました。

しかし、A社に頼むと引き渡し後すぐに入居できるので、

A社が100万以下になるなら、お願いしようとも思っていました。

どのみち100万以上は出せないので、交渉することにしました。

4、比較競争させて値引き交渉する

交渉で大切なポイントは以下の3つです。

・他社の見積もりを持って行く

・パーツごとに値切る

・端数を取ってもらう

【実際やった交渉】

  • まず、A社にB社の見積もりを持って行きます。

 建築業者は工事の連携が楽なので、A社と契約してほしかったようで、

 建築会社を通すと、見積もりを持って行っただけで、

 110万円→100万円になりました。

  • 次にB社にA社の見積もり(105万円)を持って行きます。

 「土間コンクリートの値段をA社以下にできませんか」

 105万円→100万円になりました。

ここでB社に頼んでもよかったのですが、

まだ100万を超えていたので、もうひと押ししました。

  • A社に、

 「ベランダの屋根と人工芝の値段をB社以下にしてもらえませんか?

 そうすれば、A社におねがいします」と言いました。

 100万→98万になりましたが、

 「これ以上値引きすることができません。

   この内容で他に安くできる会社があるなら、うちは諦めます」と言われました。

  • 最後にこの見積もりを持ってB社へ。

 「A社はこの金額で、これ以上安くできないと言っていますが、

  B社さんはどうにかなりますか?」

 と聞いたところA社と同じ98万とのことだったので、

 「端数とってもらえませんか?」とダメ押ししたところ

  95万円になりました!

これでB社に決定しました。

先にあげた3つのポイント

・他社の見積もりを持って行く

・パーツごとに値切る

・端数を取ってもらう

を実践した結果です。

発注後、家のサイドのコンクリを砂利に変えたので5万円減額して、

最終90万円で工事をしてもらいました。

ずけずけと言っているようですが、

わがまま言って申し訳ないんですけど…と低姿勢はずっと貫いていました

そのおかげなのか、建築会社とも揉めずにA社をお断りすることができました。

あまり値切るといやな気持ちにさせるのではと思いますが。

案外会社側は慣れっこのようです。

しっかり礼儀さえわきまえていれば、大揉めすることはありませんよ。

これから外構の打ち合わせを控えている方は

ぜひ実践していただきたいです。

まとめ

外構を決めるにあたり、

話し合ったり、調べたり、何社も訪問して話を聞くのは、時間がかかって大変です。

また、担当さんを嫌な気持ちにさせるのではないかと心配になる気持ちもあります。

しかし、一生に一度の買い物です。

「言うのはタダ」という気持ちで交渉してみてもいいかもしれません。

人と人との交渉なので、言ってみれば何とかなることが多いですよ。

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