【体験談】断熱材を吹き付けウレタンにした感想とメリットデメリット

住設・オプション

断熱材について考えたことはありますか?

最近流行の「発砲ウレタン断熱

人気の一条工務店なども採用しています。

我が家は断熱材をこの発泡ウレタンにしました。

初めての夏を迎えていますが、

涼しくてびっくりしています

この記事では、

吹き付け発泡ウレタンのメリット・デメリットと

実際に住んでみた感想をお伝えします。

吹き付けウレタン断熱を選んだきっかけ

・住宅展示場で話を聞いた

土地が決まり、ハウスメーカーとの契約を済ませた後、

間取りの参考にと住宅展示場にいきました。

そこで、吹き付けウレタン断熱材について

話を聞くことができました。

従来のグラスウールは

どうしても壁の中に隙間ができてしまうため断熱性が下がるのに対して、

ウレタン断熱材は壁の中をすべて埋めてしまうので断熱性がかなり高いとのことでした。

そこで、断熱材を吹き付けウレタンにするという選択肢が生まれました。

・工務店の知り合いに勧められた

新築を建てるにあたり、母の友人の個人で工務店をやっている方に

家づくりのことを度々、相談していました。

そのとき、

母友人
母友人

お金をかけるなら、壁の中やで。 特に断熱材は吹き付けにしとき!間違いない!

と言われていました。

その人曰く、水道やトイレはお金があればいくらでもリフォームで交換ができるけど、

断熱材や屋根、窓などは後から交換はできないから、最初にそこにお金をかけておけ

とのことでした。

中でも、特に吹き付け断熱はやっておいて間違いないと 強く勧められました。

いろいろな家を見てきて、

壁の中でグラスウールの断熱材がボロボロになっている家がたくさんあったのだそうです。

そんな彼の話に「なるほどなぁ」と思い、

迷った挙句、吹き付け断熱を採用することにしたのです。

吹き付けウレタン断熱のメリット

・断熱性が高い

・結露防止

・防音効果

・断熱性が高い

吹き付け断熱は、発泡スチロールのような断熱材を壁に吹き付けて

壁と壁紙の間をぴっちり埋めてしまう方法です。

隙間がないので、外の暑さや寒さが家の中まで入ってくることはありません

例えば夏、エアコンをつけてもすぐに涼しくなるので、

使用頻度も下げられ、光熱費の節約につながります。

・結露防止

家の中と外の気温差でできる結露。

グラスウールなどの場合、それが壁の中でも起こってしまうそうです。

断熱材自体が結露によって濡れてしまって、腐ったり、カビが生えたりします

それが木材などに移り、家の構造がボロボロになります。

吹き付け断熱は、家の中の温度差を少なくする効果があり、

結露の発生を抑え、壁の中のカビやダニなどを防いでくれます。

家族の健康面でも大きなメリットですよね。

・防音効果

壁の中に隙間がないので、防音効果もばっちりです。

小さい子どもがいるおうちは、大きな泣き声や騒ぎ声が

近隣の迷惑になりません。

夫婦ケンカも、どれだけ怒鳴ろうと外に聞こえません(笑)

反対に、家の近くで大きな工事があっても

大きな音が家の中まで聞こえくることは少ないでしょう。

吹き付けウレタン断熱のデメリット

・値段が高い

・施工業者によって効果に差が出る

・値段が高い

吹き付け断熱は、施工費用がグラスウールなどに比べて、とても高額です。

グラスウールの費用の3倍と言われています。

我が家の例ですと、グラスウールが標準仕様でした。

吹き付けウレタンでお願いすると、50万円近くもアップしました。

建築会社に聞くと、

吹き付け断熱に興味を持つお客さんはいるけど、

費用の面であきらめる方が多いとか…。

私たちも、採用するかしないかは最後まで悩みました。

・施工業者によって効果に差が出る

吹き付けは、隙間なく、均一の厚さで施工しなければ

効果にムラが出ます。

断熱効果は施工する人の腕次第となります。

なので、吹き付け断熱を検討しているなら、

それを得意とする工務店の方にお願いするのがいいでしょう。

ホームページや口コミなどを見て

吹き付けの実績のある工務店を選ぶのがオススメです。

吹き付け断熱の家に住んでみた感想

引き渡しから2カ月。初めての夏を迎えています。

住んでみた感想としては…

「めっちゃ快適や~ん」です。

京都の夏は毎年とても暑く、

外を歩ける状態ではないのですが、

家に入ってみると「あれ?なんかひんやりしてるかも」と思えるくらい。

断熱効果を実感しています。

実家と比べてみたよ

せっかくなので比べてみました。

この日の外の気温は35.4℃。真夏日です。

まずは、同じ町内にある私の実家の温度。

私の実家は築20年、断熱材はグラスウールを使っています。

エアコンはつけていない室温です。

実家の室温は34℃でした。

次に、私の家。

こちらもエアコンはつけていません。

私の家の室温は31.8℃。

その差は約3℃! 3℃違えば、体感も違いますし、エアコンの稼働率も変わってくるはずです。

ちなみに時間を変えてみました。

実家↓

36.8℃!あつ~

我が家

32.5℃

しっかり室温に差が出ています。

もちろん築年数が全然違いますが、

同じ地域で家の中の気温がこんなに違うのは、

断熱材の効果だと感じています。

まとめ

断熱材は一度選んでしまえば、

立て直さない限り、変更することができません。

だからこそ慎重になってしまいます。

吹き付けウレタン断熱は、費用はかかりますが

一生住む家を快適にするためには、かなりオススメです。

まだ冬を迎えていないので、

寒さだったり、窓の結露は分かりませんが、

1年目の夏を迎えた感想は

「吹き付けにしてよかった~!!」です。

悩んでいる方の参考になればうれしいです。

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